小原聖子のひとり言

スペインで過ごしたときのことやギターの事を思いつくままにつづる日記です

ひとり言=スペインでの思い出や、私の知っている日本のギター史や、ギターに関する色々なことを書き綴ってっていこうと思います。
拙い文ですがお読み頂けるとうれしいです。
お気軽にコメントもお寄せくださいませ。宜しくお願いいたします。

本日はアルカラ126番地記念コンサートにいきました。
出演は鈴木一郎さん、手塚健旨さん、柴田杏里さん、鈴木英夫さん、皆さん若い時からの友達です。

この番地には日本人アーティスト達が下宿するペンシオンがあり、今日の4人は同じ頃にここで生活をしていたそうです

つのだたかしさんの奥様圭子さん曰く
ギター界のトキワ荘なのねーですって。

どんな風だったのでしょうねー。
さぞかし飲兵衛さんの悪い子達だったかな。
若い修行時代に共に過ごした人々とは一生の友達になりますよね。
其れを感じる事ができる良い雰囲気でした。
まぁ皆んなこの世界で生き抜いてきた猛者達!
強い個性で楽しませてくれました。

4人共にスペインの奏法🇪🇸で嬉しかったぁ〜
なんともしっかりした良い音で、スペイン恋しの気持ちになりました。

私もこのペンシオンにいた事あるから今度弾かせてね〜と手塚さんにお願いしました。
いいよー、スペインにも一緒行こー、IMG_2963
ですって、嬉しいな^_^です。

私がこのペンシオンに居たときは、フラメンコの小松原庸子さん、小島章司さんと一緒、
毎日スタジオに練習にいって、くたくたになって、小松原さんは足指から血を出していました。


手塚さんは一時期公益社団法人日本ギター連盟で大活躍してくれた方。
彼が御膳立てしてくれた、ギター合宿の楽しかったこと!

一郎君は父の自慢の生徒、世界を又にかけ大活躍、スペイン国王が彼の家に遊びに来るほど!
パリやバロセロナで私にビッグなコンサートをさせてくれた恩人、


杏里さんは私の仲良しだった歌手の柳貞子さんが信頼していつも一緒にコンサートをしていた方。面白いのは舞台で全然ニコリともしないのです。今時の人とは大違い。


鈴木英夫さんは、フラメンコが大好きで踊りもならっていた若い時からのお友達、芳志戸幹雄とも仲良しだった。
トリでカンテが加わって、もう本当に楽しかった!
歌い手は永潟三貴生さん、物凄く良い歌い手です〜又聴きたいです!





要するに長い間ギター界で頑張ってきた人達の良い演奏を聴けて、明るい気持ちになって、聖子、感激‼️の日だったのでした。

聖子、感激!は仲良しの中北英紀さんが、いつも、ひでき、感激!とfbに書くので真似しました。^_^

全部の方の演奏を聴くことは出来なかったので、かいつまんだ感想です、

音が美しい、音が確立した方が矢張り受賞しましたね。
これは当たり前の話ですね。
いかに丁寧に音楽的に練習したかということですもの。

年齢の高い方々のほうが曲に対して真摯で誠実な演奏の方が多い印象。

若い子達は弾きまくる人が多いなという印象、もう少し楽曲主義を取り入れてほしい。


楽曲主義ですが、学ぶ、演奏する方向として以下の3つがあると言う方がいらして。

楽曲主義
自分主義
パフォーマンス主義

此れは凄く分かりやすいので、聴き分ける時に役に立ちますよ。

何時も思っていることは、長い目で子供達を育てて欲しい!大人になっても、凄く年をとっても、素晴らしいギター人生を歩めるよう、下地、基本をちゃんとしてあげていてほしいなあ!ということ。


少し身体が揺れるひとは音が体を通ってる人、音楽と身体が一致してる人が多い感じがします。

かたい姿勢の方は頭が勝ってるのかな。

いずれにしても、全国大会に出ていらっしゃる方々は、レベルが高い!
どんなに練習なさったか、よ〜く分かります。
素晴らしいコンペというより、コンサートになりました‼️
皆様本当にありがとうございました‼️


YouTubeで、市川猿翁と香川照之のドキュメンタリーを観て、深く感動しました。
伝統ある歌舞伎の世界に、47才で初めて飛び込むことになった経緯を描いた作品です。
一から全て学ばなければならない、彼のひたむきな努力、
伝統ある家系を絶やさない決心、
父猿之助(猿翁)との、長い断絶の年月をこえ、再び結ばれた親子の絆。
ずっしりときました。

香川照之は人間としてなんて素敵な人!
何回も観たい実にドラマティックなドキュメンタリーです。



伝統を受け継ぐ。

この事は並大抵の事ではないと、ギターの世界にいても、強く実感しています。
両者がいかにこの事実を覚悟して受け渡しできるかというと、其れも難しい事がほとんど。

誰先生に習いましたと普通に言いますが、其れでは何を受け継ぎましたかというと、似ても似つかない演奏など、あやふやなことが多い。

私は伝統を伝えるという事を強く覚悟しています。
何故なら
良い奏法がなかった、つまり独学奏法で弾いていた日本のギタリスト達にしっかりと確立した奏法をスペインから持ち帰った、父の血の滲むような努力を無駄なものにしたくないのです。

勿論私もこの奏法が最良のものだと確信しているからなのですが〜。

いくら年齢を重ねても ギターを弾き続けられる、無理のない、奏法。
どんな難しい曲も基本で弾けてしまう、ことの有り難さ。

一番は矢張りいい音が出せる事。
などなど。

何か無理な弾き方をしたために、指を駄目にしたという話し聞くたびに、
あーあ、直してあげたいとつくづくおもいます!!!










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