14回目のコンクール、私の年中行事の一つです。今年もよく知った顔ぶれと、初めての方達にもお会い出来、ああ皆さん無事で元気そうで良かった!と思いました。
今年は特に色んなコンクールで優勝した方が多いそうで、中々聴きごたえがあり、楽しかったですよ。
本選で弾いた方達は、良い技術を持っていて楽器をよく鳴らしていました。
特長としては、練習の質が良いこと、や練習量が充分であること、コツコツとした地道な積み重ね、舞台での経験、これらによる安定性、などなど、一位になった方達は非常に音楽的な体質を感じさせました。
この頃の傾向として、簡単に鳴るギターを使う人が多くて、その為ギターを鳴らしきれないタッチ、の人が多い気がします。然しこういう場では弱いですね。堂々と鳴らす人がやはり本選に残ります。

打ち上げの席で藤井敬吾さんと大萩康司さんが羽衣伝説をリレーで弾いてくださり、改めて鍛錬した指が出す音に衝撃を受けた人も多いかとおもいます。極限迄ギターが鳴っていましたね。
私は帰ってきて、「本日の練習は、出来るだけ強い音で弾くこと」 をしました。ギターがバリバリバリ‼︎と鳴っていました。親指骨折の後リハビリ中ですが  どうってことありませんでした。留学中はよくこういう練習していたなあ!と。
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其れでどうしても一つ書いておきたいこと。
右手首に力を込めない。少しの力みもいけません。これをやっちゃうと、指先に力をこめらられない、力をキチンと伝えられません。
何故なら手首に既に力を使ってしまってるからです。不自由な手はいけません。
自由な自由な手が良い音を出す絶対条件ですよ。
此の続きは又かきます。