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目白のギタルラ社で一年振りのワークショップをしました。個性溢れる生徒さん達で中々楽しい時間でした。
大体どんな感じか少し書いてみますね。
常日頃見ていない単発の生徒さんなので、本当に大事な事だけ、出来れば身体にどーんと、入っていってほしいことだけを云いました。

kさん 「   聖母の御子」
讃美歌の様に弾きたいとのこと、これはクリスマスの時に歌われるヴィリヤンシコのひとつ、付点音符がはずみすぎているので、わたしがカタルーニャ語で歌ってひいてもらったら旋律が滑らかになりました。付点音符を拍一杯まで滑らかにとるのがコツです。
終わりのほうでfにもっていきドラマティックな音を出す、一呼吸置いてから出す練習もしました。
楽器を鳴らしきるとは     どうしたら良いの?
の質問には具体的にやって貰ったらアッと言う間に倍の音量になりました。pppからfffまでの幅を出す練習もしました。(ただ頭の中でするのではなく心情的、身体的にということもふくめて)これで彼の音楽表現は劇的に変わる筈です。
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Mさん   カタルーニャ民謡、「先生」
最初に基礎練習で指を敏捷に動かすのと、右手親指も入れながら早くする練習をしました。
何故ならリョベート編は最後の方で親指で旋律を弾かなくては、「それもモノを言う音で」いけないので、不器用な親指の鍛錬は必要なのです。低旋律を親指でアポヤンドする、色々な方法を教えました(イエペス先生方式で〕
太くて暖かい響きになりました。


今日は二人迄の報告です。まだまだ続きがありますよ。