見事なCDを送ってもらいました。三回ぶっ続けにききました。
身体のなかを掘り起こされるような、揺さぶりをかけられた思いです。
まず選曲がすごい、才気溢れる作曲家たちの、此処1番というような面白い曲が並んでいます。
演奏もすごい。琴とギター、洋と和の響きが混じり合い、面白い!迫力というか臨場感というか弾いてる姿が浮かびます。
時に唄も入ってきます。感動的!
個人的によく知っている高橋悠治さんの曲はどの曲でもつい涙ぐんでしまいます
。体の奥深いところに届いて、シンとした哀切な厳粛な思いになるのです。清らかな魂の人の音楽です。
音数が本当に少なくて、悠治さんを慕っていらっしゃる坂本龍一さんも同じ感覚だなと。
近藤譲さんは昔からきいてますが、あの方の喋り方、声の出し方が独特で、まず其れを思い出します、
然し どの作曲家も自分の出す声まで作るもんだなというのは、いつも思います、。
この曲も圧倒的に凄い。息もつくひまありません。
その他のどの作品も現代の作品ってこんなに面白いんだ‼︎と思いますよ。
お琴は25弦筝、これを考案した木村さんの先生野坂恵子さんは昔からの友達、天才的な人でした。東京国際ギターコンクールの審査員をしていただいたり、伊福部昭先生を紹介していただきました。伊福部先生も父と同時代の北海道の方で
そんな話を一杯聞かせていただきました。
私の家でのホームコンサートでも弾いて頂いたり、デゥオをした時には、最初の音の音圧にやられました。
私が恵子さんから学んだことは、一つ一つの音に魂の全てをこめて弾くことです
この事は私に深い影響をあたえてくれました。
ノリオは見事に生きていますね。此れからは尊敬の念を込めてノリオせんせと呼びましょう!
演奏者 25弦筝 木村麻耶さん、
ギター 佐藤紀雄せんせ
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