毎年、この時期に行われる小川和隆さんのリサイタル。
年齢が行く毎に意欲満々、中々出来ることではありません。
第一部、スペインのギター音楽
正に今迄弾かれてきたギター曲ばかり、但し演奏解釈は彼独自のもの、ふんふんそうきたか!と新鮮でした。
感心したのはタレガの「2人の姉妹」なんともワルツで、いい感じ。

第2部はクロマティック、ハーモニカの名人、崎元譲さんとのデュオ「スペインへの憧れ」
他の国の人たちが書いた、スペインエッセンス満載の、これぞスペイン‼︎
現在では随分変わってしまい、失われた情緒を見事な演奏で聴かせていただきました。拍手喝采です。
小川さんは崎元さんと出会えて幸せだな!と思いましたよ。
前にプロは分かりやすい演奏をするべきだと書いたことがありますが、崎元さんの演奏は正にこの事でした。
分かりやすい!
そして振り抜いた、演奏です。
沢山の学びをさせていただきました。有難うございます!です。
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追記
イベールの間奏曲はフルートやヴァイオリンなどとやりましたが、今回のような凄い名演、は滅多にないこと。本当にこの曲が分かりました。