先日、生徒の皆さんからお誕生日祝いを頂いたのでお礼のメールをしました。
私のスペインの先生達は高齢になられても、其れは其れは見事な演奏をなさいました。私も後を追ってそうしたいです。と、書きました。


先日知人からおうどんを送っていただきました。。
箱を開けた時から、品格ある佇まいと茹でた後の透き通った美しさにビックリ。余りの美味しさに驚嘆!つるつると喉に入っていきました。
なんと上等な!!!です。宮内庁御用達だそうです。


そうしたら思い出しました。
今の上皇が天皇でいらした時、にウィーンカルテットと鈴木一郎さんが招ばれて皇居で演奏をされました。
素晴らしい演奏の後の立食パーティーには数々の美味しい物が並びました。
その時のお酒とお料理の品格のある奥深い味わいをです。


そういえば、セゴビア先生の日比谷公会堂でのコンサートに若い頃の上皇さまいらっしてたな、なんて顔が黒いの!と子供心に思いました。
あれはテニス焼けだったのかしら。

中野に住んでいた或る日、家の前に立派な車が止まり、上品な男の方が、訪ねてらっしゃいました。
用件は、「セゴビアのコンサートのチケットを買いたい、今どこも売り切れていてここに来れば大丈夫かなと思いまして」と仰いました。
実は今手許にないので、後ほどご連絡さしあげます。とお名前を書いていただきました。
、母がそのお名前を見てビックリしていたのを思い出します。

その方は東久邇宮家か久邇宮家の方で確か昭和天皇の甥後さんではなかったかと??
朝という字がついていたかな?
お分かりの方教えて下さいませ。
皇族の間で、「セゴビアが日本に来るぞ!聴きたいねー」
、何て話していたのでしょうか。


話は戻って
その時に会場に入る前に待っているお部屋に入っていったら、矢張り招待されていた村治佳織ちゃんとお母様が、すぐさま、サッと立って丁寧にお辞儀をされました。
年長者、に対しての礼儀正しさ、彼女が今あるのは当たり前の事ですね。



本を読み始めました。
平山郁夫著の「ぶれない」です。
芸術を志す人々の為の本かな。
「行動基準も人を見る目も 判断基準は美しさ。
人生全てにおいて、この基準に当てはめて考えると、、ほぼ間違いないと思うのです。
品位や品格は、美しく生きること。
そしてそこから生まれてくる力だったのです。」
と、おっしゃっています。


さて、あの美しいおうどんを作った方はどんな方なのでしょう!