久しぶりのソロ、
ソリストとしての私は大分昔のことなので改めてどう完成させていこうかと、試行錯誤しています。
昔の私はそれはそれは、緻密に、細部にこだわり、一音たりとも疎かにせず、凄い集中力を持って練習していました、。


今はちょっと違うんですよねー。
なんだか自由に自由になんです。
これ、舞台では怖いこと起こりそう。と戒めています、


昨日太極拳にいきました。
たんとう功をしているうちに、背中て感じる命門の所から気が巡って身体が動き出し、ゆらゆらし出したので
あら、大変、一人だけ動いてマズイとおさえました。


面白い言葉を覚えました。
綿里蔵針、
虚実分明、
ギターを弾く時の心得と同じ。


で、昔気功を本格的にやっていた時は、一瞬で弾く大事なポイントの音の時、右腕に気が走る事が良くありました。


音の威力が違いました。
又その体験復活出来たら良いなと思います。




話は変わって〜

今風のギターは余り努力しないでも、どんどん鳴ってくれますが、昔のギターは手強い。


そのギターの本当の音、本質の音で弾ける様になるには指先に一瞬どの位の力が込められるかが
奏者の腕によります。

100の力を持っている指が70位で弾く時に、良い音が出る様な気がします。



デ、ラ、、マサ、先生は普段の時は、きたないおとで弾くことも多々ありました、が、コンサートの時は、磨き抜かれた、それはそれは美しい音で弾かれましたよ。

なんなんでしょう。これにはビックリです。



良い音を出すには左右の指、弾く時と、押さえる時のタイミングが絶妙なのも重要ですね。

そのギターの全てが、鳴り切る事!
そこから、そのギターの凄みが出るのではないかと。



私、スペインの巨匠達を仰ぎ見て毎日努力している、次第です!