どうも私はレッスンの時に、そんな現実的な演奏
駄目よ!というらしい。
私なりの感覚で言っているのだが、生徒は理解に苦しむらしい。

もっと心が大きく柔らかく動いて欲しい。

コラソン、アビエルトで行けぇ〜〜!と言います。

譜面に書かれている音符を起こす。


自分の音を良く聴き、良く感じ、音楽と一つになる。
イエペス先生は常に自分の音をよく聴きなさい、
と訳のわからない私に仰った!
今になって骨身に沁みて分かります。


いうに言われぬ美しい豊かな世界を聴きたい。




そしたら今読み始めた本、茨木のり子さんの「言の葉さやげ」
に似た様な事がかいてありました。

詩人の書いた詩を俳優に読んで貰う時、に良く感じること。
何ゆえ新劇俳優は弾力、飛躍、奔放さに、かくまで乏しいのであろう?我にもあらず、日常性へ、日常性へと落ち込んでしまうのは何故か?

ラジオドラマの台詞を、煌めく言葉で書いたつもりなのに、俳優の声を通すと、さっぱり煌めかず、リアリズムの次元に引きずりこまれていく経験は今迄に多かった。


山本安英の夕鶴の朗読が多くの人に愛されたのは、一つには日常性とは切れたあの朗誦術のたぐいまれな美しさによっていたのではなかろうか。


煌めき、飛躍に富み、いきいきとした表現!
ギターを弾くのに欠かせない、これらのこと、
違う分野の方に教えられました。


自分の大好きな曲を弾く事。これも大事なこと。




今年から歌を習い始めて。改めて詩、詞をキチンと分かる様に歌う重要なことを教えられました。

ただの一つの音符もおろそかにしないのです。

又ある日、高い声が出た時に先生が、今日は身体が柔らかいのねーと仰っしゃいました。
👍うん、コレは指の動きと同じ事だ!と納得。




小川和隆からメールでグランソロ
もっと面白く弾ける様になりました、ときました。
彼と篠原正志は19歳の時に同時に私の所に入門しました。
山程色んな事がありました。が、ずうっと変わらずに深い絆で結ばれています。

有難い!ですね❣️